転写プリントは、その方法に応じて2つの種類があります。

その2つにそれぞれ個性があるため、どのようなプリントを求めているかによって、長短があるようです。

2つの転写プリントにはどのような違いがあり、どのような場合に向いているのでしょうか。1つ目はカッティング転写プリントです。こちらは一枚のカラーカッティングシートを切り抜いて、熱によって圧着するプリントのことを指しています。

発色が良く、版を作らなくてよいため、少数のプリントに向いています。しかし、色が基本色のみの対応となり、複雑なデザインや文字などはカットすることができません。2つ目はインクジェット転写プリントです。こちらはインクジェットプリンターによって印刷した転写ラバーシートというもので熱圧着をするプリントです。

こちらはフルカラーで印刷することが出来る上に細かな色や柄も表現することが可能です。しかし、細かな切り抜きをすることが出来ないため、デザインの周りに縁がつき、転写プリントでは可能な金や銀などの色が表現できないことがデメリットで挙げられます。

カッティングとインクジェットという2つの方法が転写プリントには存在します。どちらにも長所と短所があるため、自分の用途にあったものを選びましょう。つづいてはシルクプリントについて紹介していきます。

シルクプリントとは